和モダンベースのデザイン
生活になじむ家

住宅に使用する木材の品質は、家そのものの品質に直結します。適材適所の言葉の通り、その場所に適した良質な木材を適切に加工し、便利で快適な住空間を実現します。見栄えが良く、飽きが来ない和モダン風なデザインは、時を重ねるごとに風合いを増し、住まう人の生活になじみます。

現場での振る舞い、マナーの徹底

生活の良し悪しは、家の性能やデザインの他、周囲の環境によって大きく左右されます。快適な環境の大きな要因は”人間関係”です。建築が始まった時から、私たちがご近所付き合いの一端を担い、現場でのマナーや近隣への配慮を怠ることなく徹底することが、お施主様へ良い家・良い環境を提供する基本と考えています。

良質な素材×職人の技術

適材適所の言葉の通り、部屋や造作家具等、用途に合った素材の選定、ご提案をしています。素材の性能を最大限に引き出す大工の技術で、より自由度を高め、お客様のご要望に柔軟に対応し、生活になじむ家を作ります。家づくりは、人体に無害な素材を使用することが重要です。長い時間を過ごす住宅だからこそ、素材や塗装の選定にこだわり、子どもたちが安心して走り回れるような、安全な空間をつくります。

家づくりで大切なこと

一棟入魂で建てる住宅ひとつひとつが、最良のものになるように、心がけていることがあります。

時を重ねるごとに
価値を増す住宅を

木道舎は地元密着の工務店です。

茨城県つくば市周辺の気候や風土に合った住宅を提供することを心情としています。

私たちは、住宅を作る”素材”と、その素材の性能を最大限に引き出す”職人”にこだわり、構造、間取り、採光、風通しなどを充分に考慮し、妥協のない家をつくっています。

私たちは、奇抜なカラーデザインやその時の流行りに流されることなく、茨城県の風土にあった、風情のあるデザインを採用しています。飽きることなく、長く住むほど人と自然に馴染み、価値を増す住宅になるよう、設計・施工をしています。私たちは、家づくりのプロであるからこそ、構造上の危険性がある間取りや、劣化しやすい間取り素材等を希望される場合、お客様のすべての希望を叶えられないことがあります。本当に良い家に住んで頂きたいからこそ、しっかりと説明させて頂き、出来る限りお客様のご要望にお応えできるご提案をさせて頂きます。

安全基準は20年後を考慮

戸建住宅を建築する際、どの建築会社であっても建築基準法に基づく耐震計算を行い、基準を満たす設計をする必要があります。この基準を簡単に説明すると、”過去に発生した最大の地震に耐えられる強度”なのですが、実はこのルールには大きな欠陥があります。それは、”新築当初の強度”しか考慮されておらず、経年劣化まで考慮されたものではないということです。10年後、20 年後に、新築当初に近い耐震性を維持するためには、建物に負荷のかからない設計を行う必要があるため、奇抜な間取りや複雑な間取りの住宅を作る際には注意が必要です。特に、間取りやデザインを考案する設計者と、住宅の骨組み(構造)の設計者が別になっていると、負荷が掛かる住宅になりやすい傾向があります。

つまり、何年も先まで新築当初の耐震性を長期的に保つためには、法律では決められていない、設計者や現場の取り組みがとても大切になるということです。木道舎では、間取りの設計、構造の設計、実際の施工をすべて一人の担当者が管理し、新築当初の強度を長期的に保つ設計の意図を、現場でかたちにします。

部屋の温熱環境を最適に維持する“断熱性能”

日本の四季の激しい温度変化の中、快適に過ごせる家にするためには、“断熱性能”が重要になります。冷暖房効率を良くし、計算通りの性能を引き出すには、施工の正確性が大変重要です。施行の正確性は、余計な隙間を作らず、気密性を高めることに繋がります。気密性と断熱性能を高めることで、冷暖房効率を良くし、四季の気温変化に対応する快適な家になります。

足音・物音を軽減する構造

木道舎の構造の考え方は、単に建物の骨組みとしてだけではなく、その組み方で物音を軽減することも考慮しています。一般的な豪床工法では 910㎜ の間隔で構造材を組みますが、木道舎ではその

中間の 455 ㎜ の位置にもう 1 本構造部材を入れるようにしています。これにより、床の耐久性が上がり、足音や物音が下層に響きにくくなり、より快適な家になります。

肌に触れる床や棚の質感

耐久性のある木材として代表的なヒノキ、湿度に強いヒバ、加工がしやすく様々な部位に使用できる赤松等、適材適所で利用することで、木の持つ性能がより活きる家になります。床材には、無垢材を推奨しています。素足で歩いた時の快適さは、他のどんな床材でも再現できないものです。家の中でもっとも触れることが多い部材なので、質感や性質を事前にしっかりと確認して頂き、使用する床材を選定します。また、調湿効果のある塗り壁や珪藻土クロス、汚れを掃除しやすいビニールクロス等、部屋の用途によって使い分けています。部屋の空間で最も目に入る壁や床には、飽きの来ない、落ち着いた色を選ぶことで、安らぎの空間を作ることが出来ます。

生活導線を考慮した間取り

間取りを検討する上で、「生活導線」という言葉がよく出てきます。この生活導線とは、例えば家事をする際に移動するルート、炊事をするキッチンから洗濯をする洗面所、洗濯物を干すバルコニーへの道筋を指します。特に家事は毎日のことなので、いかに効率的なルートを作るかが、家事の労力や手間に大きく関わります木道舎では、道筋の広さ、ドアの数曲がりの数を考慮し、生活導線の優れたプランをご提案いたします。